台風の後片づけ
台風後、毎週休日はその後片づけに追われていた。我が家は丁度袋小路みたいになっているので、入り江に流れ着いた漂着物のように、庭のあちこちにゴミが山積していた。杉や竹の枝、稲藁、発泡スチロールなど、それらを集めて乾燥させ、燃えるものは風のない日に焼却した。
一ヶ月経ってようやく何とか片づいた。耕した畑にはワケギも植えた。ヤブカラシは相変わらず庭のあちこちから芽を出し、その繁殖力の強さを見せつけている。自家用車の点検を受け、洗車もしてもらい、気分一新といきたいところだ。
でもホントに我が家は良い方で、屋根近くまで浸かった家は修復不可能な家も多いと聞く。家を建て直すにしても、そう簡単にはいかない。特に跡継ぎのいない高齢者などは頭の痛い問題である。
公営アパートや公民館などの避難所もせいぜい2ヶ月までだという。今後の予定が立たないまま日だけ過ぎていく。ホントの後片づけはこれからである。
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