果樹園通信
高岡町に住む詩人の本多寿さんとは延岡時代から(20数年来)の友人である。ひょんなことで私も高岡町に住むことになって、よく自宅に遊びにうかがう。
その本多さんにパソコンをすすめたのは私だが、その後、お絵かきソフトの「ペイント」に興味を持ち、自ら作品展を開くまでになった。出版業を営んでおられるので、本来、本の装丁などには造詣が深かった。印刷技術も取り入れながら、あっという間に、師を乗り越えてしまった。今では宮崎山形屋で数回、個展も開かれている。
それともうひとつ、電子メールを覚えたての頃、私あてに「果樹園通信」なるものが送信されてきた(詩集「果樹園」でH氏賞受賞)。花見トンネルの丁度上、周囲を蜜柑畑に取り囲まれたところに住んでおられるので、そういうネーミングを付けられたのだろう。それら電子メールはすでに「対話を求めて」(本多企画)という一冊の本にまでなった。
その続編を最近では自らブログを立ち上げ(リンク集参照)、そこに公開しておられる。周辺の風景や動植物などを題材にしながら、詩や俳句などの話題を取り上げている。世知辛い世の中や多忙な毎日のなかで、それらを読むと爽やかな気分になる。
その本多さんが今度、「NHK短歌」に出演する。12月24日(土)の朝7時30分からNHK教育テレビで放映されるという。反NHK的な本多さんにどんな発言が飛び出すか(編集段階でカットされるかも)、楽しみである。
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コメント
ついにリンク、祝。わたしもNHKをみるのを楽しみにしています。ところで、日曜日の夕焼けの空はすごかったですね、一緒に見たかった…
投稿: 風狂子 | 2005年11月22日 (火) 00時38分