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2005年11月24日 (木)

アスベスト

アスベスト調査が全国的に行われ、その結果が先日発表された。
穆佐小学校でも、音楽室の吸音材として使われていることがわかった。そのことは先日の二学期制の説明会の折りにも報告はされていた。県内では3小学校で使われていたという。飛散の恐れもあり、現在は入室禁止になっている。高岡町では、今年の冬休みに除去するという。

また、台風被災で使用できなくなったピアノやパソコン、プロジェクタなどの教材備品類も、やっと来月初めには入札があり、年内には整備できそうだという。合併前の予算消化の意味合いもありそうだが、早く整備されることはいいことだ。といってもすでに台風被災後3ヶ月近くになろうとしているので、遅すぎる感もある。

南九州でもやっと寒くなり、先日の企画委員会では支援金で整備したという石油ストーブが焚かれていて有り難かった。徐々にではあるが、校内も整備されつつある。施設については耐震診断の結果、早急に改築の必要性があるという。校舎の建替えとなると時間もかかるが、せめて体育館だけでも早急に改築していただきたい。前にも書いたが、子どもたちの実態を考えたら、一時の猶予もないはずだ。手続きやら、制度上の問題やらあるかもしれないが、子どもたちは日々、限られた条件で勉学に運動に励んでいるのである。

先日の運動会で初めて体育館の惨状を目にして、想像以上の被害に涙が出てきたという卒業生もいた。我が学舎(まなびや)は、ずっとこころのなかに生きているのだ。来月は文部科学省、県教育委員会指定研究校として、研究発表会も行われる。悲惨な実態を多くの人達の目に晒すことになる。高岡町は一体何をやっているのだと陰口を叩かれないためにも、せめて今後の計画だけでも早急に明らかにし、保護者に知らせて欲しい。

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