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2005年12月 7日 (水)

穆佐っ子

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今日、穆佐小学校で「道徳教育研究発表会」が行われた。県下から136名の先生方が見えられ、保護者も49名、それぞれ仕事を休んで、案内や駐車場、受付、接待などのお手伝いをした。日曜日からのテント張り、前日の打ち合わせ、当日は朝早くから準備と、協力とひとくちにはいえ、都合をつけるのは大変だったと思う。かくいう私も仕事を休んで、1日協力した。

公開授業や研究発表で100名を越す参加はめずらしいという。台風被災で話題になったこともあるだろう。ただ個人的には研究主題である「ふるさとに学び、心豊かに生きる穆佐っ子の育成~地域の人材や教材を活用した道徳教育を通して~」にも先生方は興味を持たれたのではないかと思った。自主教材を活かすというのは、理想だが大変な苦労がいる。高木兼寛や伝統芸能(俵踊り)、あるいは身近な人々から、何をどうやって学ぶのか、自分たちで創りあげねばならないからだ。

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今回は誰にでもある「心の弱さ」に目を向け、それを克服する態度を学ぶというものであった。協議に参加した先生方には、穆佐小の保護者もおり、台風被災から立ち直った穆佐っ子やその体験を通して成長した様子も報告されていた。地域でのつながりの強さや三世代同居もあり、道徳が授業からではなく、日々の体験からつちかわれていくことも指摘されていた。研究授業も全体的に評価は高かった。

研究授業というものはこんなものかもしれないが何かもの足りなかった。それについてはまた触れることにしたい。今週末は早速打ち上げを兼ねた忘年会があるので楽しみにしている。

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