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2005年12月 4日 (日)

高千穂鉄道

shiroyama nobeoka

妻の実家のある延岡に正月前の墓参に行ってきた。実家は城山の近くにあり、久しぶりに近辺を散策してみた。城山公園、文化センター、内藤記念館と巡り、大瀬川や五ヶ瀬川を眺めながら、往事のひとときを偲んだ。

先の台風14号の時は実家の義母も避難したという。幸い実家は床下浸水で大事には至らなかったが、五ヶ瀬川流域は相当な被害を受け、市内でも延岡養護学校や近辺の知り合いは大変な被災であった。こちらもその後あまり報道されないが、台風の傷跡は今なお深い。

この穆佐地区には日之影出身の方もおられ、聞くところによると、実家は今なお仮設住宅住まいだという。山あいの町だけに、急峻な傾斜地にところ狭しと家々が並び、それらが一瞬のうちに流されたという。例の高千穂鉄道も支援の輪が広がりつつある。私もかつて何度か利用して、祖母、傾山登山や夜神楽見学に出かけたことがあり、その廃止は他人事ではない。

その高千穂鉄道を支援するチャリティコンサートや集いが各地で行われている。関連するブログを検索中、「最近気になる高千穂鉄道」というブログに出会った。影待駅に置かれたノートのことや全国から寄せられる存続への熱い思いに胸を打たれた。お金では計れない何か大事なものを取り戻そうとする意欲を感じた。

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