あったけ~
強い寒波がおしよせた18日(日)、穆佐小学校5年生の学級懇親会が開かれた。今回はおやじ会の協賛で、餅つき大会やおやじ鍋、ゲームなどをして楽しんだ。餅米を蒸かす鍋釜4組が準備され、薪割りから、火起こし、餅米2升の蒸し方、マグロのアラ煮、お湯沸かしまで、おやじ会の指導のもと子どもたちも加勢しながらおこなった。
つきたての餅はお母さん方の指導で、まるめ方(っていうのかな)から、あん入り、芋入れ、ぜんざい作りまでおこなった。子どもたちは餅や粉を身体中にくっつけながら、一所懸命、挑戦していた。特におやじ鍋は好評で、寒い中で身体が暖まると何杯もお代わりする子どももいた。豪快なブツ切りを入れ、塩や醤油、ミリンなどで味付けたもの。骨や内臓なども入っていたため、その臭み取りにゴボウを少々入れただけのものであったが、フーフーいいながら、「あったけ~」と結構食べていた。
全体の指導者はそれらの内容にくわしい近所のお年寄りに来てもらい、餅米の蒸かし具合や、餅のこね方などいろいろ教えてもらっていた。5年生ばかりでなく、他の学年も加わり全体で100名近くは参加しただろうか。最後の後かたづけまで、おやじ会のメンバーが積極的に動き回っていた。時間通り、午前中にはほとんど片づけが終わり、本当に「あったけ~」イベントであった。
穆佐小学校におけるこの「おやじ会」の存在は大きい。なかなか父親の参加が少ないのが一般的な傾向だが、こと穆佐小学校に関してはOBも含めて積極的に参加する父親が多い。特にこの「おやじ鍋」はバザーや模擬店などPTA主催行事の恒例となっており、かつての同窓生を中心に自分たちも楽しみながらやっている感じである。校区の子どもたちの顔も覚えながら、地域全体で子どもたちを見守っている。
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