夏祭り
ちょうど梅雨明けした 19日(日)は粟野神社の夏祭りであった。
例年より一週間ほど早い。今年は天候にも恵まれ、早期水稲も刈り入れ時となっていた。
水田の稲穂も垂れ、さながら秋の収穫祭といった感じである。田の神もこころなしか豊作を喜んでいるように見えた。
いつものように獅子舞は高校生が担当するが、かつて鼻たれ小僧だった子どもたちがいつのまにか青年になり、獅子を舞うようになる。
久しぶりに見る彼らの成長した姿に驚く。時の流れを思ってしまう。
当日は好天にも恵まれ、アスファルト道の上は40度を越す暑さだったと思うが、汗だくになりながら、舞ってい た。
恐らく、この田園の風景や祭の情景は、かつて幾度となく繰り返されてきたものだろう。
神輿も地区の家々を巡り、かつてと同じように家内安全、護国豊穣を祈願してまわった。
夏空に白い雲が浮かび、稲穂の上をそよ風が吹きわたる。
ドドンドドンという太鼓やピーという笛の音が村境まで響いていく。
私は賽銭箱の係で、神輿の後をゆっくり ついて回った。地区の人たちの奉納や善意が今年もいっぱい集まった。
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